顔認証決済「FreeiD Pay」の実証提供3日間で延べ243名が利用 〜SHINAGAWA TECH SHOWCASEで24万円分を「顔ダケで、買い物。」〜
三菱地所が運営するイノベーション施設「EGG」に DXYZが開発支援する「Machi Pass FACE」の顔認証システムを導入 ~FreeiDと連携する顔認証デバイスを初採用~
DXYZ株式会社(東京都新宿区、取締役社長 木村 晋太郎、以下、DXYZ)は、当社が開発支援した、三菱地所株式会社(東京都千代田区、代表執行役 執行役社長 吉田 淳一、以下 三菱地所)の顔認証サービス連携基盤「Machi Pass FACE」の実証実験を2022年2月以降実施してまいりましたが、プロダクト版第1号として2022年11月21日に三菱地所が運営する新たな事業の創出、さらなる成長を促進させるイノベーション施設「EGG」に正式導入されたことをお知らせいたします。
また、本施設で会員の顔認証を行うデバイスとして、当社のFreeiDとも連携する顔認証デバイスと同一の認証機器が採用されました。
三菱地所が運営するイノベーション施設に「Machi Pass FACE」を導入
DXYZは顔認証プラットフォーム「FreeiD」の技術を活用し、三菱地所と建物や施設・サービスごとに異なる顔認証サービスをワンストップで、快適にご利用頂くための顔認証サービス連携基盤である「Machi Pass FACE」を共同開発しています。Machi Pass FACEでは、三菱地所が提供する共通認証ID「Machi Pass」に紐づけた顔情報によって、三菱地所が事業利用する複数の顔認証エンジンに対応し、様々な施設への入退やサービスを利用頂ける環境を提供していきます。なお、データ活用にあたっては、個人情報保護に係る各種法令およびガイドラインなどを遵守するとともに、特定の個人が識別できないデータに加工の上、個人のプライバシーに配慮して活用いたします。
両社は、2022年2月以降、三菱地所の本社を含む3拠点でMachi Pass FACEの実証実験を実施してまいりました。実証実験では、Machi Pass FACEを活用した複数の顔認証エンジンでの様々な施設への入退やサービスの利用を検証し、2022年11月21日に、新丸の内ビルディングに開設する24時間利用可能な360° Innovation Place「EGG」に、Machi Pass FACEが初めて商用導入されました。
「EGG」とは、オーダーメード型の事業開発支援が受けられる「ビジネス開発オフィス」と、会員制ビジネスクラブ「The M Cube(旧名:東京21cクラブ)」から構成される、東京丸の内に位置する事業開発支援及びコミュニティ構築支援を行う事業成長の拠点です。このたび、本施設内の会員制ビジネスクラブThe M Cubeの受付に、FreeiDとも連携する顔認証エンジンを搭載した顔認証デバイスと同一の認証機器を採用頂きました。The M Cubeの会員は、受付と検温を一台の顔認証デバイスで同時に行うことができ、パソコンや資料を持ったままでも非接触で安心して施設の利用を開始することができます。
会員は2ステップで顔認証サービスの利用を開始することができます。
① Machi Passを登録し、Machi Pass IDとパスワードを取得
② 施設受付にある登録端末でMachi Passで登録したIDとパスワードを入力し、顔画像登録
共通認証ID「Machi Pass」との連携により、他サービスもシームレスに利用可能
三菱地所では、街で展開される複数のオンラインサービスや来場予約、リアルな空間への入退室などの、オンライン・オフラインの体験を一つのIDで利用可能にする共通認証ID「Machi Pass」を提供しています。
このたび、EGGに導入した顔認証サービス連携基盤であるMachi Pass Faceも、Machi Passと連携することで、EGG で顔認証を利用するユーザは、Machi Passと連携する他のサービスや認証手段も、一つのIDで利用できるようになります。
今後、三菱地所が目指すあらゆるサービスを一つのIDで、顔パスで、シームレスに利用できる“街”を実現するために、Machi Pass FACEと連携する顔認証エンジンと、利用拠点を拡大していき、両社でさらなる協業を推進してまいります。
三菱地所株式会社 エリアマネジメント企画部 オープンイノベーション推進室 統括 旦部聡志氏のコメント
従前メンバーのみなさまには、施設入館の際、ご自身のメンバーカードをリーダーにタッチしていただき入館確認を行っていました。ただ入館の際、わざわざカードを取り出してタッチいただく手間もあり、ここを一気に解消すべく、既に当社において既に十分に機能検証を重ねてきたMachi Pass FACEの正式採用を決めました。入口設置の認証機器は体温管理も兼ねておりますし、表示を希望されない方へは非表示対応をおこないますので、メンバーの方も負担感なく受け入れていただけると思います。
将来的にはメンバーみなさまの志向に合わせ、M³開催のイベントに留まらず、大丸有エリア内で開催される各種イベントのご案内などもできたらいいと思っています。
顔認証プラットフォーム「FreeiD (フリード)」について
「FreeiD」は鍵や財布・スマホを持たずに、手ぶらでリアルな世界でのあらゆる行動(「入退」「本人確認」「決済」)を繋ぐ顔認証プラットフォームです。
これまでの顔認証サービスは、ユーザーアプリや管理システムがそれぞれで異なり、利用場所ごとに顔の登録が必要でした。FreeiDは多種多様な “顔認証エンジン”と連携することが可能であり、1度の顔登録で様々な顔認証サービスを利用*することができます(特許第 6839313号ほか)。
現在FreeiDでは、マンション・オフィス・テーマパーク・保育園・ゴルフ場等へ「入退」「本人確認」の顔認証サービスを提供しています。今後、「入退」「本人確認」の利用シーン拡大(工事現場・ホテル・イベント等)、店舗・自動販売機等へ「決済」のサービス提供を予定しています。
* お客さまご自身で、ご利用したい場所・サービスを選択 (オプトイン)頂けます。
- 「FreeiD」サービスサイト:http://freeid.dxyz.co.jp/
- FreeiD導入ご希望の問い合わせ
FreeiD導入のお問い合わせはこちらから承っております。
・FreeiDお問合せページ:http://freeid.dxyz.co.jp/contact/
- 会社概要
会社名 | DXYZ (ディクシーズ) 株式会社 |
代表者 | 取締役社長 木村 晋太郎 |
所在地 | 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー41階 |
設立 | 2020年8月 |
事業内容 | 顔認証プラットフォーム事業 |
企業URL | https://dxyz.co.jp/ |
- 本件に関するお問い合わせ先
DXYZ株式会社 広報担当 朝香
Tel : 03-4477-6589
Mail : pr@dxyz.co.jp