セントラル総合開発株式会社が手がける埼玉県川口市にある「クレアホームズ川口市役所前通り」。顔認証マンションとして、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD(フリード)」の導入に至った経緯や効果、今後の展望をセントラル総合開発株式会社の山﨑香さんに話していただきました。
お客様発想で、“理想の住まい”を創造する

セントラル総合開発株式会社不動産事業本部販売建設事業部建設部建設課長・山﨑香さん。
セントラル総合開発株式会社は、「新しい価値観のデベロッパー」を企業コンセプトに掲げ、常にお客様本意の発想で、多様化する時代のニーズを先取りした“理想の住まい”を提案し続けています。
主力である分譲マンション事業では、永住志向のニーズに応える「CLARE(クレア)」シリーズを全国で展開しており、次代を視野に入れて、人に優しい良質な住環境の創造を追求しています。
また、オフィスビルやマンションの賃貸事業や子会社のセントラルライフを通じた質の高い管理事業、さらに暮らしの安心を支える保険事業までを網羅して、企画・開発からアフターサポートに至るまで、グループ一貫体制でお客様の快適な暮らしをトータルサポートしています。
セントラル総合開発株式会社
1959年に泰生開発株式会社として設立され、1977年に現在のセントラル総合開発株式会社に商号を変更した。1994年に分譲マンション事業を本格始動し、1998年にブランド名を「クレア」へ統一。近年は、賃貸コンパクトマンション「クレアグレイス」などを立ち上げるなど、時代とライフスタイルの変化に合わせて今も進化を続けています。
画一化しない、街に最適な住まいづくり。

私たちは、全国で分譲マンションを展開していますが、当社はこの仕様ですと画一的なものを押し付けることはありません。
その土地、その街に最も適した住環境を提供することを大前提としているため、物件ごとに特徴が全く異なることも珍しくありません。用地の仕入れから企画・開発に至るまで、社内でしっかり議論を重ね、お客様に実際に手が届き、快適に暮らせるマンションづくりを得意としています。
近年は、ライフスタイルの変化に合わせ、シングルやDINKS層に向けたコンパクトマンションの展開にも注力するなど、常に時代とお客様のニーズに寄り添った住まいを提供しています。
物件の付加価値を高めるセキュリティ性と利便性でFreeiDを選択

マンションにお住まいになるお客様にとって、セキュリティは購入を検討する上で最重要事項の一つであり、私たちデベロッパーとしても非常に重要視しているポイントです。今回開発したクレアホームズ川口市役所前通りでは、高いセキュリティ性と利便性を両立させることがテーマの一つでした。
昨今は、建築費の高騰などにより物件価格の調整が非常に難しい局面を迎えています。その中でも、他社物件と明確に差別化し、お客様にここに住みたいと思っていただける付加価値として、最先端の顔認証システムの導入を決定しました。
導入にあたり数社の顔認証システムを比較検討しましたが、その中で「FreeiD」を選んだ最大の決め手は、最も簡易的で手軽に導入・運用できそうだったからです。他社システムの中には、エントランスの専用端末で顔を登録したり、メーカーの担当者を呼んで登録したりと手間がかかるものもありましたが、FreeiDはスマートフォンアプリから簡単に顔登録が完了するのが魅力でした。
実は当初、社内の管理部門から顔情報の管理責任が管理会社に及ぶのではないかという懸念の声が上がっていました。
しかし、「FreeiDマンションPlus」を導入することで、ハードウェアトークンを利用した権限管理の仕組みにでき、管理会社が直接データを操作するリスクがありません。この仕組みによって社内の懸念をクリアできたことも導入の大きな後押しとなり、現在では販売現場からもFreeiDが強力な販売の武器になると好評を得ています。
顔ダケで入館・入室できる「FreeiDマンションサービス」

FreeiDに登録すれば、エントランス、宅配ボックス、エレベーター、各住戸扉と連動しているため顔認証で解錠でき、カバンから鍵を取り出す手間がなくなる利便性と顔認証端末設置箇所がセキュリティ区画となるセキュリティ性と家の外の施設と繋がる拡張性によって、入居者は快適なマンションライフを送ることができます。
その他、ハードウェアトークンを追加で導入することで管理会社による管理を必要としない入居者のみで安全に顔認証を利用することも可能となっています。
https://freeid.dxyz.co.jp/mansionplus/
https://freeid.dxyz.co.jp/press-release/post-171/
FreeiDの設置箇所と利用イメージ

都心直結の「川口」駅東口へ徒歩10分。市役所やアリオ、ららテラス等の大型商業施設が徒歩圏に揃う、公園隣接の閑静な住宅街に位置する、利便性と自然を兼ね備えたクレアホームズ川口市役所前通り。

エントランスに設置された顔認証端末。化粧柱を設置することで、角度をつけて端末を設置することができ、認証時に端末へ顔を向ける必要がなくなり、自然な歩き方で入館できる。

端末の認証速度が速いため、歩きながらの認証が可能となっている。鍵を探したり、鍵をかざす必要がなくなるため入居者の利便性が高くなっている。

宅配ボックスに設置された顔認証端末は日本宅配システムと連動している。ボックス側に端末を埋め込む施工をしている。

顔に部屋番号が紐づいているため、顔をかざすだけで配送物の受け取りが可能となっている。

リモートスペースに設置された顔認証端末。顔認証を設置することで入居者しか利用できない区画にできる。

ごみ置場に設置された顔認証端末。建物の中に入る扉に顔認証端末を設置することで、ゴミ出し時に鍵を持たなくてもいい利便性と建物内部に誰でも入れないようにセキュリティ性を高めている。
FreeiDを導入した効果と今後への期待

本物件では、エントランス等の共用部のセキュリティ区画にFreeiDを設置しています。 従来のハンズフリーキーなども便利ですが、カバンの中に鍵を入れておく必要はありました。顔認証であれば、完全に手ぶらで外出でき、そのまま安心して帰ってくることができます。ちょっとした外出時などに、鍵の持ち忘れや紛失を気にしなくてよい究極の手軽さは顔認証ならではの魅力だと感じています。
今後、FreeiDに期待することは、マンション関連アプリの統合プラットフォームとしての進化です。 現在、スマート化が進むマンションでは、インターホンの外からの応対、給湯器の操作、EV充電など、便利な設備が増える一方で、それぞれ単独のアプリをインストールして使い分けなければならない状況が発生しています。
さらに今後は、ZEH基準への対応としてHEMSの導入も進むため、お客様のアプリ疲れが懸念されます。 もし、FreeiDのアプリ一つでこれらの機能がすべて統合され、シームレスに操作できるようになれば、入居者様にとってこれ以上ない使いやすさになると考えています。そうなれば、私たちのマンションの標準仕様として全物件に採用していく強力な理由になりうるので、今後の進化を期待しています。
クレアホームズ川口市役所前通り
所在地:埼玉県川口市
設置個所:エントランス、宅配ボックス、エレベーター、ゴミ置場、リモートスペース
規模:鉄筋コンクリート造地上15階/住戸42戸
設計管理:共同エンジニアリング株式会社
施工: 株式会社ノバック 東京本店
事業者:セントラル総合開発株式会社
https://kawaguchi.clare.jp/