中央日本土地建物株式会社が開発を手がけた、東京都台東区にある賃貸マンション「バウスフラッツ蔵前」。顔認証対応のマンションとして、顔認証IDプラットフォーム「FreeiD(フリード)」の導入に至った経緯、今後の展望を中央日本土地建物株式会社の橋本さんと河村さんにうかがいました。
人と社会に安心と感動を。

中央日本土地建物株式会社 住宅事業推進部 賃貸事業推進 室長・橋本さんと住宅事業推進部 賃貸事業推進室・河村さん。
中央日本土地建物グループは、「人と社会に安心と感動を。ともに考え、ともに創り、ともに未来へ。」を理念に掲げ、創造力とチーム力を大切に価値創出に取り組んでいます。
共創を重視する企業文化を持ち、マンションやオフィスビル開発など、さまざまなプロジェクトに関わる全てのパートナーと協力しながら、最適な形を追求しています。例えば、現場の定例会議でも、設計会社や施工会社に私たちの意見を一方的に押し通すのではなく、それぞれの視点や意見を重要視しながら、共同でプロジェクトを進行していくことを大切にしています。
中央日本土地建物グループ
1954年に勧友ビルディング株式会社として設立。1974年の日本土地建物株式会社への社名変更や2020年の経営統合などを経て、現在は中央日本土地建物グループとして幅広く事業を展開している。
都市開発・賃貸・住宅分野を中心に、不動産ソリューション、資産運用、海外事業、建設事業、ゴルフ事業など、多様な事業を手掛ける総合不動産グループ。
BAUSの思想を受け継ぐ賃貸マンション

「BAUS(バウス)」は、「感動が育つ住まい。」をブランドスローガンに掲げ、一人ひとりのライフスタイルを大切に、変化するライフステージに寄り添う住まいづくりを目指しています。
この根底にあるのが、普遍・革新・ソーシャルグッドというBAUSが大切にしている3つの価値です。なかでも「普遍」においては、「本質的な品質・機能・デザインを追求する」姿勢であると掲げており、なかでも当社の品質管理においては、専門部署の社員が施工の各段階で直接現場確認を行い、その厳しい目で一貫した品質管理を徹底しています。
この、当たり前を確実に提供するという姿勢こそがBAUSの安心感と差別化につながっており、BAUSの思想を受け継いだ賃貸マンションシリーズが「BAUS FLATS(バウスフラッツ)」です。
利便性と認証速度の速さでFreeiDを選択

昨今、物価高により賃貸マンションの家賃が高騰しやすい状況になっているのですが、価格に見合う魅力を物件に付加することで、“高くても住みたい”と思ってもらえる価値を創出することが重要となっています。
そこでバウスフラッツ蔵前では、これまでの確かな品質をベースにしつつ、IoT技術による日々の暮らしの利便性向上を目指し、その設備の一つとして「顔認証システム」を導入することを決めました。
数ある顔認証システムの中でFreeiDを採用した決め手は、その性能の高さでした。過去に他社の顔認証システムを体験した際には、認証に時間がかかり立ち止まる必要があったのに対し、FreeiDは歩きながらでもスムーズに認証できる反応速度が社内でも好評でした。また、FreeiDを単なる機器ではなく、サービスとして捉え、物件の周辺店舗での決済など、将来的に利用範囲が広がる可能性も大きな決め手となりました。
顔ダケで入館・入室できる「FreeiDマンションサービス」

FreeiDに登録すれば、エントランス、宅配ボックス、エレベーター、各住戸扉と連動し、顔認証で解錠できます。カバンから鍵を取り出す手間がなくなる利便性に加え、鍵の紛失や盗難リスクのないセキュリティ性、さらに店舗での決済など家の外の施設と繋がる拡張性によって、入居者は快適なマンションライフを送ることができます。
(エレベーター・各住戸の玄関は本物件対象外)
https://freeid.dxyz.co.jp/press-release/post-171/
FreeiDの設置箇所と利用イメージ

バウスフラッツ蔵前は、都営浅草線蔵前駅から徒歩2分とアクセス抜群。周辺は、古い倉庫をリノベーションしたお洒落なカフェや雑貨店が集まり、東京の「ブルックリン」と称される注目のエリア。隅田川の潤いも身近に感じられる、心地よく魅力的な住環境が整っている。

エントランスに設置された顔認証端末。化粧柱を設置することで、端末を自然な動線上に設置でき、認証時に立ち止まる必要がないため、スムーズに入館できる。

端末の認証速度が速いため、歩きながらの認証が可能。鍵を探したり、鍵をかざす必要がなくなるため入居者の利便性が高い。

宅配ボックスに設置された顔認証端末は、宅配ボックスと連動している。

顔認証と部屋番号が紐づいているため、顔をかざすだけで本人確認が完了し、配送物の受け取りが可能。

駐輪場に設置された顔認証端末。自転車を押しながらでも鍵を取り出すことなく入館できるため、入居者の利便性が高い。
今後の展望

今後は、顔認証を鍵の代わりにとどめるのではなく、外部サービスと連携することで、入居者の利便性を高める仕組みとして活用していきたいと考えています。例えば、顔認証によってエレベーターが自動で住戸階に停止したり、共用スペースの空調が利用者に合わせて自動調整されるなど、個別の設定が自然に反映される仕組みも組み込めたらいいなと思います。さらに、共用施設の利用履歴を顔認証で一元管理できるようにすることで、入居者の手続き負担を減らすとともに、マンション運営側の管理効率化にもつなげていきたいと考えています。
バウスフラッツ蔵前
所在地:東京都台東区
設置個所:エントランス、宅配ボックス、駐輪場
規模:鉄筋コンクリート造地上14階/住戸49戸
事業者:中央日本土地建物株式会社
https://www.tokyu-housing-lease.co.jp/mansion/baus-flats-kuramae/