実証実験について
SHINAGAWA TECH SHOWCASEは、「未来をデザインするテクノロジー」を品川に集積させ、体験を通じて最新技術の社会実装促進を図る取り組みです。
顔認証決済が着目されている中、会場内での顔認証決済の実証実験の相談を頂いており、今回の実証実験をする運びとなりました。
実証実験は、日鉄興和不動産株式会社の協力の下、イベント運営の委託先である株式会社ジャムエリアマネジメントの企画を通じて実現しました。

実証内容
顔認証決済サービス「FreeiD Pay(フリードペイ)」は、DGFT、DXYZなど複数企業の協業により提供しているサービスです。
SHINAGAWA TECH SHOWCASEのフードブースとして、都内最大級のビールイベント⼤江⼾ビール祭りがキュレーションするクラフトビール醸造所やキッチンカーが出店し、全6店舗の商品購入の支払い方法として実証提供しました。
実証の結果
「SHINAGAWA TECH SHOWCASE」3日間で、延べ243名の来場者に支払い方法として約24万円分、全決済のうち約5回に1回、顔認証決済「FreeiD Pay」をご利用いただく結果を得ることができました。
協力企業様からのコメント
FreeiD Pay(フリードペイ)をフードブースに導入し、実際に多くの方に体験頂いたことで、改めて顔認証の利便性を感じると共に、決済に留まらない顔認証の可能性を実感しました。今後も顔認証等の最新技術を活用し、街の体験価値向上を図っていきます。
イベント趣旨との合致性が高くPR効果への期待が導入したことの主な理由でありましたが、実際には、会場での利用数が予想以上に多い結果となり正直驚きました。来場者の多くがビジネスバックを抱えたワーカーであり手が塞がっているケースが多かったことが堅調な利用数に結びついたのではと推察しています。顔認識決済サービスはイベント会場での活用の有効性を実感しましたので、今後も活用していけたらと思います。

