三井不動産レジデンシャル株式会社が手掛ける賃貸レジデンス「パークアクシス横浜伊勢佐木町通り」。
多様なライフスタイルに応える独自の共用部と洗練されたデザインを備えた本物件は、横浜都心エリアに位置し、新たな入退館の形として先進的な顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」が採用されました。
同社のブランドコンセプトである「Life-styling×経年優化(けいねんゆうか)」への取り組みや、物件に込められた並々ならぬこだわり、そしてFreeiDを導入するに至った決め手について、Life-styling×経年優化推進部 カーボンニュートラル推進室の木村優子さんにお話を伺いました。
街とともに時を重ねる。

三井不動産レジデンシャル株式会社Life-styling×経年優化推進部 カーボンニュートラル推進室 主任・木村優子さん
三井不動産レジデンシャルでは、「Life-styling×経年優化」を住まいづくりのブランドコンセプトとして掲げています。
これは、時が経つにつれて、街や建物の魅力が増していくような街づくりを目指す考え方です。私自身も過去に三井不動産が開発した柏の葉エリアに住んでいた経験があり、手掛ける街づくりや再開発を間近で見て感銘を受けたことが、入社のきっかけになっています。
三井不動産レジデンシャルは、シニアレジデンスから賃貸、再開発物件まで、多世代の多様なライフスタイルに対応するマンションを提供していますが、一つとして同じマンションはありません。多様化していく時代の中で、そこにすまう人の想いや街の想いに応えていくことを考え、すまいに生まれるすべてのくらしに寄り添う街づくりを目指しています。そのため、マンションを建てて終わりではなく、くらしに起点を置いています。なかでも、入退室を含めたセキュリティなど、お客様が安全に、そして安心して暮らせるかどうかに関わる部分は最優先事項として何よりも重視しています。
三井不動産レジデンシャル株式会社
2005年に三井不動産レジデンシャル株式会社として設立。翌2006年に三井不動産の新築分譲事業と三井不動産販売(現・三井不動産リアルティ)の住宅販売事業を統合して継承し、現在は三井不動産グループの住宅事業を担う中核デベロッパーとして幅広く活動している。主な事業として、中高層住宅や戸建住宅、賃貸住宅、シニアレジデンスの開発・分譲・賃貸事業を展開している。他にも、市街地再開発事業やマンション再生事業、海外事業など、すまいとくらしに関わる多様な事業を手掛けている。
常に新しい価値を提供する

社内では、部署内だけでなく他部署との横の情報連携が非常に活発に行われています。情報共有会、セミナーなどが頻繁に開催され、成功事例も課題も含めて最新の情報が共有されるオープンな企業文化が根付いています。
こうした新しい挑戦を許容する基盤から、数々の先進的な取り組みが生まれています。例えば、炭の塗料を利用しゴミ置場を消臭・きれいに保つプロジェクトや常設型不要品回収サービスを実施して、ゴミを増やさずにリユースやリサイクルを推進する「くらしのサス活Circular Action」というスキームを導入するなど、住環境の向上と社会課題の解決に常に取り組んでいます。
Life that Suits Me!

「パークアクシス横浜伊勢佐木町通り」の外観
パークアクシス横浜伊勢佐木町通りは、約150年の歴史を誇る商店街「イセザキモール」に隣接し、桜の名所である大岡川や緑豊かな大通り公園を身近に感じられる、横浜の情緒と活気が共存するエリアです。
この土地の魅力を最大限に引き出すため、外観は歴史ある街並みと調和しながらも新たな風を吹き込む「ノス

エントランスの先には、こだわりのアート作品が複数展示されている
建物プランは、入居者が自分らしく輝ける「Life that Suits Me! 〜自分に合う心地よい生活を〜」という物件コンセプトと密接に結びついています。企画段階では、20~30代のミレニアル世代である三井不動産レジデンシャル社員を対象に、働き方やくらしに関する徹底的な分析やヒアリング、アンケート等を実施しました。その結果、タイムパフォーマンスを重視する層のリアルな声に応えるべく、あえて浴槽をなくしたシャワーブースのみのプランを3種類採用しています。社内アンケートで6割の支持を得たこのプランにより、浮いたスペースを広々とした居住空間や大容量のウォークインクローゼットに充てることで、コンパクトながらも豊かな住空間を実現できました。
さらに、生活の質を細やかに引き上げる工夫は室内の随所に散りばめられています。洗面所にハンガーをかけられる超時短プランや、一人暮らしのスペース効率を追求した玄関姿見一体型ドア、コートをさっと掛けられる三連フックなど、日々のストレスを軽減する設備が充実しています。
2階の共用部には個室ワークブースやシアタールームを備え、有機EL照明を採用し、
FreeiDを選んだ理由

顔認証システム「FreeiD」による入館イメージ
繁華街に隣接する立地特性上、高いセキュリティ性と利便性の両立が求められました。複数の選択肢がある中で、顔認証システムのFreeiDを選びました。
理由としては、FreeiDが単なる解錠システムではなく、
また、DXYZの担当者様がこちらの細かい要望にも迅速かつ丁寧に伴走してくださったことが、社内でスムーズに導入を意思決定できた大きな要因だと感じています。
顔だけで入館・入室できる「FreeiDマンションサービス」

「FreeiDマンションサービス」の利用イメージ
FreeiDに登録すれば、エントランス、宅配ボックス、エレベーター、各住戸扉と連動しているため顔認証で解錠でき、カバンから鍵を取り出す手間がなくなる利便性と顔認証端末設置箇所がセキュリティ区画となるセキュリティ性と家の外の施設と繋がる拡張性によって、入居者は快適なマンションライフを送ることができます。
FreeiDの設置箇所と利用イメージ

エントランス
パークアクシス横浜伊勢佐木町通りは、物件の南側に約150年の歴史を刻む「イセザキモール」が隣接し、日々の買い物や飲食、そして街に息づくアートや文化を日常的に享受できる賑わい豊かな環境です。春には桜の名所となる大岡川の潤いや、豊かな緑が広がる大通り公園も徒歩5分圏内にあり、横浜の歴史情緒と自然の安らぎが調和した魅力的な住環境が整っています。

エントランスに設置された顔認証端末
端末を斜めに設置することで認証時に端末へ顔を向ける必要がなくなり、歩きながら入館できる。鍵を探したり、鍵をかざす必要がなくなるため入居者の利便性が高くなっている。

宅配ボックスに設置された顔認証端末
フルタイムシステムと連動。顔に部屋番号が紐づいているため、顔をかざすだけで配送物の受け取りが可能となっている。

ごみ置場に設置された顔認証端末
ゴミ置き場内から建物の廊下に入る扉に顔認証端末を設置することで、ゴミ出し時に鍵を持たなくてもいい利便性と建物内部に誰でも入れないようにセキュリティ性を高めている。

駐車場に設置された顔認証端末
設置する場所に応じて、防水対応、意匠性に優れたものなど豊富なラインナップの中から選択して設置することが可能となっている。

ワーキングスペースに設置された顔認証端末
予約機能の導入で、入居者へ時間貸しすることが可能となっている。スペース内のシアタールームやワーキングルームにも顔認証端末が設置されており、管理者は簡単に管理画面での予約状況の管理や利用状況の閲覧ができる。

住戸扉に設置された顔認証端末
設置する場所に応じて、防水対応、意匠性に優れたものなど豊富なラインナップの中から選択して設置することが可能となっている。
FreeiDを導入した効果と今後への期待

今後の展望としては、マンションのセキュリティにとどまらず、共用部の自動販売機や近隣のスーパーマーケット、商店街、さらには行政サービスとの連携など、街全体の決済やIDシステムとしてFreeiDが拡張していくことに強い期待を寄せています。
FreeiDが商業施設や様々な場所で展開されて利用者が増えれば、マンションへの導入はさらに容易になり、入居者様にとっての利便性も飛躍的に向上します。三井不動産レジデンシャルが描く「Life-styling×経年優化」の実現に向け、顔認証IDプラットフォームはより便利で安心な街づくりのインフラとして広がってほしいです。
バークアクシス横浜伊勢佐木町通り
所在地:横浜市中区
設置個所:エントランス、宅配ボックス、エレベーターホール入口、メールコーナー入口、ゴミ置場、駐車場、ワーキングスペース入口、シアタールーム、ワーキングルーム、住戸扉
規模:鉄筋コンクリート造地上10階建/住戸186戸、店舗2戸
設計・施工:株式会社福田組
事業者:三井不動産レジデンシャル株式会社
https://www.mitsui-chintai.co.jp/resident/original/pax_isezakichodori/