導入の背景と課題
一般的に、オフィスのセキュリティ管理には、物理的な鍵やIDカード等が必要です。 社員は常に物理的な鍵やIDカードの管理・携帯をしておかなければなりませんし、オフィスのセキュリティ管理を行う部署も、物理的な鍵やIDカードの紛失に備えるためにマスターキーの管理業務が必要になります。 また、来客対応の際にも、担当社員の呼び出しと来客者側での入退室記録への記入が必要となる上、物理的な鍵やIDカードの紛失や返却忘れ等のトラブルが発生していました。 これらの課題を解決し、オフィスの利便性向上と業務効率化を目指すべく、プロパティエージェント株式会社、およびDXYZ（ディクシーズ）株式会社にFreeiDの顔認証IDプラットフォームサービスを導入し、サービスの有効性を検証しました。
導入したシステムの詳細とその効果
社員証不要。顔認証だけでオフィスの入退室が可能に
今回顔認証機器を設置したのは、オフィスのエントランスホール、会議室前、オフィス前の３箇所です。
FreeiDの顔認証IDプラットフォームサービスに顔情報を登録した社員は、IDカードや物理的な鍵を持たず顔認証だけでオフィスの入退室が可能になりました。
IDカードの紛失に伴うリスクや、家に忘れてきてしまった等の入館時のトラブルを減らし、「格段に便利になった」と実感していただきました。
受付機能によって会議室等貸し出しが可能に
オフィスの会議室管理も、FreeiDを活用いただけます。
受付機能から会議室を予約することで、社員は顔認証だけで入退室が可能になりました。
会議室のIDカードや物理的な鍵の受け渡しと、会議室利用後の鍵の返却の手間を省くことができ、管理業務の効率化につながることを実感していただきました。
来客対応もスマートに。来客者は顔認証だけで担当社員の呼び出しが可能に
来客時もFreeiDを活用いただけます。 担当者は予め来客者情報と来客日時を登録し、FreeiDアプリを通じて来客者に通知を送付します。 通知を受け取った来客者は、来社当日に顔認証だけで入館と担当社員の呼び出しを同時に行うことが可能となりました。 FreeiDの顔認証機能により、受付での担当者の呼び出しや入退室記録への記入も不要(タイプレス)になり、さらなる業務効率化を実現しました。
